ごちそうさん第2話のあらすじと感想!いちごの盗み食いと腐れガキ!覆面記者登場!
連続テレビ小説『ごちそうさん』
第1週 第2話「いちご一会」
あらすじと感想です。
※この記事には個人的な感想とネタバレが多分に含まれます。
Sponsored Link
いちごを盗み食いしようとするめ以子
学友の男の子たちと結託して、
仏さんのお供え物であるいちごを盗もうとする卯野め以子(子供時代・豊嶋花)
和尚さんの目を逸らそうと、め以子は
「前の道に人が倒れている」
と嘘をつきました。
おばあちゃんに”盗みぎゅい(盗み食い)”はしないと誓ったはずなんですが…
(-_-;)
明治44年の頃はまだいちごが珍しい時代で、
赤々とした実は食べたらお腹を壊さないか一旦は躊躇します。
なにしろおばあちゃんの知り合いは、盗んだ柿で腸チフスになりましたしね~。
だいたい、いちごって、よく考えたら赤々してて毒々しいと思えないこともない(笑)
しかし、そんな心配よりもめ以子の旺盛な食欲が上回り、
結局、また盗み食いをしちゃいました…
これは二度目の罪ですから、執行猶予は付きませんよ~、め以子さん。
罰として「お尻ペンペンの刑」が母・イク(財前直見)によって執行されました。
当然です(笑)
「仏さんだって、ほんとは食べないのに」
め以子、反省してませんっ><
このままでは行く末が心配ですね(道徳的に)。
コックのこだわり
ある日、め以子の父・大五(原田泰造)がコックを務める洋食屋で、
大量に注文をする客が現れました。
仔牛のコートレット
チキンフリカッセ
ローストビーフ
コキール
肉肉肉、魚!
明治44年って、こんな飽食の時代だったのかなw
ローストビーフおいしそうだな~。
客に、ごはんや箸は無いのかと聞かれますが、フランス料理はパンで、
箸ではなくフォークやナイフで、食べて欲しいというコックのこだわりがあるようです。
大量に注文した客は、フォークの扱いに長けているようでしたが、
なぜか箸をあえて要求しました。
何か店側を試しているような、そんな含むところがありそうです。
「フランス料理にはパンだろ。濃いソースにもったりとしたご飯なんぞ、ぞっとしないね」
コックであるめ以子の父は、閉店した店内で包丁を研ぎながらこう言います。
箸を出すことについても
「洋装に下駄じゃねえかよ。野暮ったいにもほどがある」
と、取り付く島もありません。
完全にこだわりシェフです(笑)
現代でも、パスタ屋さんでお箸を発注すると、
ちょっと気恥ずかしい人もいますよね。
まあ、私なんか遠慮せずにどんどん箸を発注しますけどw
羽振りが良さそうに見えていた洋食屋さんですが、
あまり経営的にはうまくいってない様子。
母・イクは帳簿を付けながら心配顔です。
お母さん的には、お客さんのニーズに合わせて、
サービス向上→客数増→売り上げアップ
と繋げていきたい考えのようですね。
「シェフのこだわり」じゃ、飯は食っていけないってことですw
Sponsored Link
和尚さんのアダ名
祖母・トラ(吉行和子)はめ以子を連れて、
和尚さんのところへいちごの件でお詫びに行きました。
会話中に「くされガキのかずちゃん」と、和尚さんを腐れガキ呼ばわりしています。
祖母と和尚さんは旧知の間柄のようですね。
腐った柿を食った、性根の腐ったガキ、という意味で
「腐れガキのかずちゃん」
子供時代にそう呼ばれていたようです。
酷いあだ名です(笑)
柿を盗み食いして、腸チフスになった祖母の知り合いとは、
なんと和尚さんのことでした!
意外と身近な人でしたねw
これではいちごの盗み食いも強く咎められません(笑)
おばあちゃんにも「丸飲みのトラ」というあだ名があったと、
和尚さんはやり返しました。
まんじゅうでもおにぎりでも、何でも口の中いっぱいに入れてしまうから、
ということです。
でも「腐れガキのかずちゃん」より「丸飲みのトラ」の方が
100倍かっこいい気がします!(笑)
め以子の旺盛な食欲は、おばあちゃんから隔世遺伝したんでしょうかね。
客の意外な正体
常連客の社長さんに
「野菜のテリーヌ・赤茄子のソース仕立て」
を出しているところへめ以子が帰宅。
社長さんと待ち合わせをしていた芸子さんもやってきて、
いちごのブローチを身に付けていることにめ以子が気付きます。
そして、いちごはどうやったら手に入るのか知りたいめ以子は、
社長さんに尋ねました。
「栽培が難しく、気軽に食べられるようになるのは、もう少し先になるかもしれない」
そんな情報に接しため以子は落胆します。
ここのところ、め以子の頭のなかは、
あまりに美味しかったいちごのことでいっぱいのようです。
おばあちゃんとめ以子は、いつかいちごを一緒に食べると約束をしました。
そういえば、おじいちゃんは出てきませんね。
もういらっしゃらないのかな?
後日、常連客の社長さんはいちごのジャムをめ以子にプレゼントします。
イカス社長さんだな(`・ω・´)
蓋を開けてもらおうと、め以子がお父さんに頼もうとすると・・・
父は、新聞を見て怒りに震えていました。
『覆面記者[味一番]のあまから探訪記』
と題した見出しには、洋食屋・開明軒への批判が書いてあります。
内容は
「味は主人が修行したという帝国グランドホテル本家の模倣。
この店ならではというものは無く、驚きもなく面白みも無い。
サービスは町の料理屋と変わらないのに、米や箸は出さず、値段も安くない。
これなら筆者は本家に行く。なんとも中途半端な店だった」
というものでした。
なるほど、それで大量の料理を注文したわけですねー。
覆面記者ですか。
たしかにいきなりこんなこと書かれたら頭に来ますけど、
ちゃんと料理を食べて取材して記事を書いてるだけマシかも。
ミシュランの調査とかも、こんな感じでいきなりやってくるのでしょうかね~。
と、ここまでで今回は終わりです。
この時代、新聞の影響力は今よりきっと絶大でしょうし、
店の客足が減って経営が立ち行かなくなってしまわないか心配です…。
続く。
→ごちそうさん第3話のあらすじと感想へ 進む!
←ごちそうさん第1話のあらすじと感想に 戻る
※ごちそうさん主演の杏さんについての記事はこちら
→杏がごちそうさんで主演!相手役や脚本、ロケ地と現在の年齢もついでにチェック!
Sponsored Link