高畑勲は在日韓国人のパクさんなの?宮崎駿との関係や、興行収入の違いを知りたい!



スタジオジブリ最新作「かぐや姫の物語」を発表した高畑勲監督。

8年の製作年数と、50億円の制作費という、

膨大なエネルギーを注ぎ込んだ意欲作が話題になっています。

現在78歳(2013年11月時点)

そんな高畑勲監督は、在日韓国人のパクさんなのか、

宮崎駿監督とのライバル関係、興行収入の違いなどを調べてみます!


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高畑勲は在日韓国人のパクさん?国籍は?



高畑監督は「パクさん」というあだ名で呼ばれています。

そのことが原因で、

「高畑勲監督は在日韓国人なの?」

「国籍は日本じゃないの?」


といった疑問を持つ人がいるようですね。




現在の韓国大統領もパク・クネさんですし、「パクさん」というのは、

韓国の方に非常に多い名前です。

なので、そう思ってしまうのも不思議ではありませんが、

高畑監督は生粋の日本人、三重県の宇治山田市出身です。

在日韓国人であるとか、韓国籍から日本国籍に帰化したという事実もありません。




では、何故「パクさん」と呼ばれているのか。

これはですね、高畑監督の食べっぷりから付いたニックネームなんだそうです。

パンをパクパク食べる→パクパクさん→パクさん

あだ名の由来って、こんな感じですよね♪

ということで、あだ名の由来も韓国とはまったく関係ありません。




それにしても、この「パクさん」というあだ名は、

東映で宮崎監督と一緒に仕事をしていた時期からなので、

もう呼ばれ続けて50年になる呼び名になります。

宮崎監督が高畑監督をそう呼ぶ場面しか見たことはありませんが、

半世紀も呼び続けるあだ名って、そういないですよね…




私の友達でも、あだ名で呼べる友人は少ししか居ません。

(↑そもそも友達の絶対数が少ない…)

それも50年ずっと呼び続けるかと言ったら、それは難しいだろうなと。

ニックネームひとつとっても、二人の関係の深さを感じます。


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高畑勲と宮崎駿はライバル関係?興行収入の違いは?



高畑監督と、宮崎駿監督は、どちらも天才と言われるアニメ映画監督ですが、

タイプはまったく違います。

それはもう、水と油どころじゃなくて、

なぜこの二人が同じ会社で仕事してるんだろう、と思うほど。




まず、高畑監督は、絵が描けません。

自分は絵を描かないけれど、作画担当には無茶ぶりをするんだとか(笑)。

逆に宮崎監督は、気に入らない作画を次から次へと自分で直していってしまうほど、

書き手としても超人的な能力を持っています。




二人の性格は、遅刻は当たり前のずぼらな高畑監督に対し、

宮崎監督は放っておくと徹夜で毎日限界ギリギリまで作業する職人気質。

(さすがに年を取ってから徹夜はしなくなったようですが)

高畑監督と、宮崎監督、どちらも違う方向に飛び抜けている人物像が見て取れますよね。

どちらが好きかは人それぞれでしょうけど(笑)。

宮崎監督が高畑監督を「大ナマケモノの子孫」と評すほど、

仕事に対する姿勢には違いがあるようです。

(※高畑監督も、作品には一切妥協しません)





高畑監督は、宮崎監督よりも5歳年上で、

初めは宮崎監督を引き上げた上司であり、師匠的な存在でした。

徐々に才覚を現した宮崎監督は、やがて高畑監督の仕事仲間になり、

「パンダコパンダ」や「アルプスの少女ハイジ」など、二人で名作と共にアニメの新たな時代を作ります。

1970年代の頃ですが、この頃は二人で共通の目的に立ち向かう、

同志のような関係だったのではないでしょうか。

そして、やがて二人はライバル的な関係になっていきます。




それぞれに映画の監督をつとめ、お互いにプロデューサーとして協力することもありましたが、

作品の内容については一切干渉しないという暗黙の了解が徹底されています。

バンドで言ったら、お互いが作った曲には一切口出ししないで演奏する

みたいな感じに言えると思います。




深い信頼関係と、譲れない信念がある、二人の天才。

お互いの存在は、それぞれの作品にも色濃く影響し合っているようで、

片方でも欠けていれば、現在のスタジオジブリは存在していなかったのは間違いなさそうです。

ライバルには違いないのですが、ライバルという言葉には収まりきらない関係に思えます。

もちろん、その間を取り持つ鈴木敏夫プロデューサーの存在も必須。




ある時、宮崎監督がこの個性の塊である3人の人間関係が、

なぜうまくいっているのか、その謎の答えを見つけたんだそうです。

↓そのときのコメントがこちら。

お互いがお互いを尊敬してないから(うまくいく)

なるほど、と思ってしまいました(笑)。






興行収入について。

「かぐや姫の物語」公開初日の客足は上々で、評判もかなり良いみたいです。

客層は若者から50代あたりまでと幅広く、外国人の方もさっそく映画館に訪れているとか。




私は、高畑監督作品の場合、ジブリでも興行収入は厳しくなるのではないかと予想していました。

しかし、今年は宮崎駿監督の引退作品「風立ちぬ」が公開され、

ジブリの話題が多い年ということもあって、これまでの高畑監督作品とは空気が違います!

時期的にも、クリスマスや年末年始がありますので、

これはもしかすると、記録的な大ヒットになったりするのかもしれません。




≪宮崎駿監督作品≫
1997年 もののけ姫 193億円 1420万人
2001年 千と千尋の神隠し 304億円 2350万人
2004年 ハウルの動く城 196億円 1500万人
2008年 崖の上のポニョ 155億円 1200万人
2013年 風立ちぬ 100億円以上 1000万人以上

≪高畑勲監督作品≫
1991年 おもひでぽろぽろ 18.7億円 216万人
1994年 平成狸合戦ぽんぽこ 26.5億円 325万人
1999年 となりの山田くん 7.9億円 115万人
2013年 かぐや姫の物語 ? ?

高畑監督と、宮崎監督の作品で興行収入の違いを見てみると、

比べるまでもなく宮崎監督の圧勝です。

日本の映画で興行収入が100億円を超えたのは、8本。

その内の5本が宮崎監督の作品です。

恐ろしい才能…




興行収入がすべてではありませんが、ひとつの指標にはなりますよね。

「かぐや姫の物語」で、高畑監督の興行収入記録は大幅に更新しそうですし、

どこまで二人の興行収入の違いが肉薄するのか、ここにも注目したいです!



「かぐや姫の物語」は大コケ?大ヒット?興行収入の予想は?

ヒロインかぐや姫役の声優を務めた朝倉あき!その評判は?



今作「かぐや姫の物語」について、高畑監督は、

日本のアニメーションを一歩前へ進めることができた

とコメントしています。

それはファンと同時に、宮崎駿監督にも向けて発せられたメッセージなのかもしれません。

78歳にして、なお現役を続ける意思を見せている高畑監督を、

宮崎監督がどう思って、これから二人が何をするのか。

今後もスタジオジブリの動きが気になります!

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