ノーベル賞・受賞者の基準と平均年齢!最年少はいったい何歳?辞退者とその理由も!



去年の山中伸弥教授が受賞したノーベル賞(生理学・医学)も記憶に新しいですが、

2013年も日本人の中から新たなノーベル賞受賞者が誕生するのか注目が集まります。

そこで、ノーベル賞について気になる情報を調べてみました!


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ノーベル賞の受賞者の平均年齢は?



こちらはノーベル物理学賞・受賞者の受賞時の年齢グラフです。

平均寿命が伸びているので、当たり前といえば当たり前ですが、

受賞時の平均年齢はあきらかに上昇傾向ですね。

90歳を目前にした受賞もちらほらあります。






2011年までのデータで、全部のノーベル賞の平均年齢は59歳。

iPS細胞研究で山中伸弥教授がノーベル賞を受賞した時は50歳でした。

ノーベル賞受賞者の平均年齢より9歳も若いです。

グラフで見ても、中堅よりやや若手よりの位置にあることが分かりますね。





基本的にノーベル賞は受賞者がご存命でないと授与されません。

偉業を達成し、かつ長生きしなければ受賞できないノーベル賞は、

やはりかなりハードル高いですね~。

山中伸弥教授は若くして賞を受賞し、これからさらに研究に脂が乗ってくるので、

これはノーベル賞グッジョブ!と言いたくなる受賞でした。

山中伸弥先生に、人生とiPS細胞について聞いてみた





ノーベル賞の最年少の受賞者は?


それではノーベル賞の最年少受賞者はいくつで受賞したのか。



1915年のノーベル物理学賞で、「X線による結晶構造解析」という研究が評価され、

ローレンス・ブラッグ(イギリス)が最年少の25歳で該当の賞を受賞しています。

25歳って若すぎるっ><

やはり幼少の頃より優秀だったそうですよ。

うらやましいなぁ。




2013年のノーベル賞では、パキスタンで女性の権利を主張する

マララ・ユスフザイさん(16歳)に注目が集まっています。

マララさんが受賞すれば、ノーベル賞史上最年少を更新することになります。

これは結果が楽しみですね!





日本人のノーベル賞の受賞最年少を記録したのは、

1949年に日本人初のノーベル賞受賞者となった湯川秀樹氏。

当時42歳でした。

戦後間もない日本を大いに勇気づける受賞になりました。




2002年に化学賞を受賞した田中耕一さんも43歳で、

湯川氏に次ぐ若さでの受賞者となっています。。

田中さんの慣れない記者会見は記憶に新しいです。







ノーベル賞の受賞の基準は?


ノーベル賞を受賞する基準は、はっきり言って曖昧です。

選考基準やその過程が明確に公表されているわけではありません。

毎年新聞各社などが予想を発表したりしていますが、蓋を開けてみたら

全然予想と違った、なんてことはよくあります。





物理学賞や化学賞など、自然科学分野のノーベル賞は、

論文の引用回数や業績評価など、一定の基準が想像できる範囲だと思います。

文学賞や平和賞になると、

政治的、地域的、外交的な配慮がそこかしこに見受けられるので、

人によってはあまり価値を見出だせないと評価する向きもあります。

もう少し受賞の基準が明確になるといいですよね。


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ノーベル賞を辞退する理由って?


ジャンポール・サルトル(1964年文学賞辞退)

レ・ドゥク・ト(1973年平和賞辞退)

ゲルハルト・ドーマク(1939年医学・生理学賞辞退)

Wikipedia/ノーベル賞より引用


ノーベル賞を辞退した変わり者?もいるようです。

ドーマクさんは後にノーベル賞を受け取ることになりますので、

正確には2人のノーベル賞辞退者がいたことになります。




ノーベル賞辞退の理由ですが、


・サルトルさん(フランス)は、哲学者としての自負があり、

作家ではないので文学賞というのが気に入らなかったようです(笑)



・レ・ドゥク・トさん(ベトナム)は、自分の国はまだ平和になっていない

という理由で辞退しました。



・パステルナークさんというソ連の方は、

政治的な理由により受賞を拒否しているのですが、

ノーベル賞側が一方的に賞を授与したことになっているそうです。



それぞれお国柄が透けて見えるようなノーベル賞辞退の理由ですね。






日本だと、ノーベル賞は一種お祭りのような感じで楽しんでいる節があります。

私もミーハーに楽しむ輩の一人ですが(笑)




アメリカのとある会社の予想によると、

以下の3名が日本人の中で2013年ノーベル賞の有力候補なんだそうです。



大隅良典氏(医学生理学賞)

水島昇氏(医学生理学賞)

細野秀雄氏(物理学賞)




それと、毎年お馴染みの村上春樹氏(文学賞)も候補ですよ♪

ぜひ山中教授に続いて、2年連続で日本人ノーベル賞受賞者が誕生して欲しいですね!




他にもノーベル賞には様々な人が受賞候補に挙げられていますので、

発表時には電話の前で、受賞のお知らせが来るのを待っていることと思います。

ということで、私にもノーベル賞受賞のお知らせが来るかもしれないので、

電話の前で待つことにします!(笑)

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